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海民俗文化継承支援団体  チームとくのしま

 浜・干瀬・沖という三段階構造の美しい海岸を持つ徳之島は、人口約27000人の離島である。ヤマト文化と琉球文化の出会う場所として、日本民俗文化のルーツと言える希少な自然が残る。主な産業はサトウキビ、果樹等の農業、カツオ、イセエビ等の近海漁業、黒糖を原料とした加工業である。シンプルな産業構造を持ち、海との関わりにより保たれてきた島文化が、近年、産業を支える人材の高齢化、過疎化が危惧され、次世代の担い手が必要とされている。

 本チームは、徳之島出身の2,3世が中心となり、島文化を守り継承する担い手として、誇りを持ち徳之島の海民俗文化を調査、研究、発信していく。海との関わりなしでは成立しない島文化を、地域だけにとどまらず全国に発信することで、東北沿岸部の復興計画と連携し、島国日本の「海民俗文化」を支えていく。

代表略歴 基真由美(もとい まゆみ)

1974年東京生まれ。M.A.D一級建築士事務所代表、東京都市大学、東京デザイナー学院非常勤講師、一般社団法人まちづくりサポートチーム代表理事、久之浜大久地区まちづくりサポートチーム共同代表、日本建築学会会員。建築意匠設計、復興支援まちづくりサポート活動、建築都市のフィールドワーク、地域ワークショップを通して、地域特性の発見、活用、民俗文化継承などまちづくりの礎となる事柄を調査研究している。

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